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小笠原が危ない
都知事選開票時の高円寺駅前、 外山恒一の集会。 「小笠原で10票入りました」 という報が入って拍手がわいている。



で、 最終的に小笠原で何票入ったか調べてみたら10票で終わりだったが、 得票率で見ると全体では0.27%だったのに対し、 小笠原では0.89%。 この結果をどう見るか。 小笠原の10人がふざけて投票に行ったのなら、 捨てたものではない、 日本の未来は小笠原から開けるかも。 だけど、 本気で行ったとしたら、 少し怖くないか。

参考記事。
- [R30]: 政治的に(ぎりぎり)正しいメディア・アート

-category 政治社会
[07-04-10] [固定リンク]
日本カルガモ史 ―― というほどではないが
毎年今ごろになると、 カルガモの引っ越し光景がテレビで流れたり、 新聞に写真が載ったりする。 古き良き昔からの東京風物詩といいたいところだが、 カルガモというものが一般に知られたのは、 じつは80年代なかばから。 84年に、 カルガモ親子の引っ越しを東京新聞が特集したのがきっかけで、 翌年から他のメディアも加わって取材するようになった。

- DION ウワサの現場
- ぴんきぃ:すとらいく!な雑記帳 : カルガモ親子
- 三井物産株式会社:キッズMBK>カルガモ日記

カルガモが重要な役を果たした歴史上の事件がある。 いわゆる嘉吉 (かきつ) の乱。 嘉吉元年 (1441年) 6月、 当時の将軍・足利義教赤松満祐が誘殺して起こった3カ月ほどの騒乱だが、 このとき義教が赤松邸をおとずれたのは、 「庭の泉水の鴨の子、 ご覧のため」 (『赤松記』) であったという。 鴨の子が生まれました、 かわいいですよ、 ぜひご覧ください、 と招かれて行った先で殺されたのである。 以下は、 この事件を扱った二つの小説から。

一つは、 73年に出版された 『室町小説集』。 著者は花田清輝

わたしの記憶によれば、 鴨は典型的な冬鳥であった。 夏には北方で子を育て、 九月上旬から十一月ごろに隊を組んで渡ってくる。 そして三月上旬から五月にかけてふたたび北へ帰っていく。 とすると、 あの蒸し暑い京都の夏に、 鴨のむれがまごまごしているはずがないではないか。

だから 『赤松記』 という史料は信用できない、 と花田はいったんは書くのだが、 その後、 俳句歳時記にカルガモ (軽鴨) の記述をみつけて、 考えを改める。 当時を代表する知識人の花田でさえ、 夏の日本に鴨はいないと思い込んでいたのだから、 一般にはカルガモは知られてなかったと見ていいだろう。

カルガモが世に知られてからは事情は変わる。

「この下旬ごろ、 いつか申したカルガモ見物にお成りいただけますまいか?」
赤松満祐がこういい出したのは、 六月にはいってまもないある日であった。 …

これは89年に書かれた山田風太郎の 「室町の大予言」 (『室町少年倶楽部』 所収)。 『赤松記』 にある 「鴨」 を 「カルガモ」 と言い換えただけ。 もう調べる必要も説明の必要もなかったわけですね。

85年に東京新聞出版局から出たカルガモ本。 翌年も別の本を出している。 そこそこ売れたのではないか。

- Yahoo!オークション - 翔べカルガモの子よ 写真ドキュメント 東京新聞 田中哲男 絶版

-category 社会歴史文学
[06-06-05] [固定リンク]
議員心理にフィットする 「再チャレンジ可能な社会」
自民党総裁選へ向けて安倍晋三を支持する議員が 「再チャレンジ支援議員連盟」 を発足させた。

- Sankei Web 政治 自民総裁選へ「安倍支持グループ」旗揚げ(06/02 19:35)

勝ち組負け組が固定化されず、何度もチャンスを得られる社会」 という理念は、 選挙で負けたらタダの人になってしまう議員にとって、 切実な問題だろう。 階層格差が広がりつつあるとされる中、 議員心理にもフィットするこのテーマは、 これからしばらく政治スローガンとして使われるかもしれない。 実際には、 「再配分」 の問題を 「再挑戦」 ですりかえる働きをしそうだが。

-category 社会政治
[06-06-04] [固定リンク]
グーグル遊び
また Google Trends で遊ぶ。

- Google Trends: 織田信長,豊臣秀吉,徳川家康
ほとんどの時期で信長が、 秀吉家康を圧倒。 2003年、 2004年の年末に、 これら3人の検索数が跳ね上がってるのは、 なぜ?

- Google Trends: 武田信玄,上杉謙信
予想通り信玄謙信を圧倒。

- Google Trends: 清水次郎長,国定忠治
次郎長 vs. 忠治は、 検索数が有意な数に達してないとのこと。

- Google Trends: 宮本武蔵,佐々木小次郎
武蔵 vs. 小次郎もほとんど有意とはいえない。 ところが、

- Google Trends: miyamoto musashi,sasaki kojiro
とローマ字で調べると、 小次郎はともかく、 武蔵については有意な結果が出る。 日本でのグーグル利用者の少なさによるものか。
「miyamoto musashi」 の検索元は、 地域 (国) 順では、 インドネシア、 フィリピン、 シンガポール、 チリ、 ブラジル、 フィンランド、メキシコ、 フランス、 ポーランド、 スウェーデン。 都市順では、 ホノルル、 サンパウロ、 サンチャゴ、 ヘルシンキ、 サンフランシスコ、ロサンジェルス、 シアトル、 パリ、 モントリオール、 ワルシャワ。

- Google Trends: 松尾スズキ,宮藤官九郎,阿部サダヲ



松尾スズキ宮藤官九郎にかわって、 阿部サダヲが急上昇。 週刊文春でエッセイを始めたり、 最近は昼メロを書くなど、 中高年層の前にも出てきたクドカンだが、 統計的有意という存在ではないらしい。 たいへんなことなんだ、 社会的・世間的に統計的有意ということは。

-category 歴史芸能
[06-05-27] [固定リンク]
短歌理論に重大欠陥
Google Trends の観測結果から導き出された昨日の短歌理論だが、 福岡が難点。 港湾荷役をめぐる火野葦平 『花と龍』 の舞台ではないか。 「海」 というファクターでも 「遊侠」 のファクターでも、 理論の反証になってしまう。 なんとかクリアできないか。

-category 文学社会
[06-05-25] [固定リンク]
Google Trends に見る短歌の不思議
短歌人口より俳句のほうがずっと多いと聞いていたが、 Google Trends で調べたら、 もろにそのとおり。 青が 「俳句」、 赤が「短歌」 で検索した人の数。 2005年のなかばに、 なにか事件でもあったのか、 短歌の数値がちょっとだけ記録されている。

- Google Trends: 俳句,短歌



それにしても、 地域別に見た千葉、 静岡、 横浜 (下図)。 海や港をひかえた土地では、 短歌に関心がないらしい。 広島も同じ。軍都広島、軍港呉、 といったつながりか。 あるいは、 天保水滸伝 (千葉)、 東海遊侠伝 (静岡)、 仁義なき戦い (広島)といった遊侠の線か。 横浜は国民的スケールの話柄を思いつかないが、 むかし愚連隊、 その後は暴走族の本場。



-category 文学社会
[06-05-24] [固定リンク]
社内メール監視係の立場
社内メールの監視係のお姉さん
せっかく見つけた幹部の不正を
担当上司に報告したら
自分が左遷されちゃいました
ああ会社、 おお会社、 いい会社、 それが会社
きょうもお勤めご苦労さまです

[元記事] 今朝の朝日新聞 (ウェブ版には無し)

-category 社会
[06-04-30] [固定リンク]
一生バカやって生きていっても良いんだ
『モンティ・パイソン研究入門』 の帯で、 太田光曰く、

モンティ・パイソンを初めて観たときに、 『一生バカやって生きていっても良いんだ』 ということを知った。

-link a Johnsen's Journal: 22APR : 一足お先に研究入門を読む

-category 芸能テレビ
[06-04-25] [固定リンク]
ああ、 きちんとしたプロになりてえ
松尾スズキのブログから。 原作ありの映画シナリオを書くのに2カ月かかって、

ああ、 きちんとしたプロになりてえ。 10何年もこういう仕事をやっていながら、 まーだプロになりてえとか言ってる俺がいるわけだから、 みなさん、 たいがい大丈夫っすよ。

-link 世界のはしっこで死ねと心で叫ぶ ドブロクの唄 /松尾スズキ/ウェブリブログ

-category 芸能
[06-04-22] [固定リンク]
ウソっぽさで迫る真実 ―― 『立喰師列伝』
押井守監督の 『立喰師列伝』 が渋谷シネクイントほかで公開中。 まだ見てないが、 とりあえず 「ウソっぽさで迫る真実」 とキャッチをつけてみた。 写真を 3D CG に加工し、 アニメとして動かす技法 「スーパーライブメーション」 が評判。



押井監督の初日の舞台あいさつから。

ニセドキュメンタリーなんで全部嘘なんですけど、 人間は嘘を語ろうすると本音が出るので、 意外なところに事実があったりする。

-link 立喰師列伝
-link 【レポート】実写かアニメかCGか、デジタル技術で架空史を描く怪作『立喰師列伝』公開 (MYCOM PC WEB)

-category 映画
[06-04-16] [固定リンク]
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